デュアルT、前期経常を44%下方修正
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デュアルタップ <3469> [東証S] が8月7日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年6月期の連結経常損益を従来予想の1億7000万円の黒字→9500万円の黒字(前の期は3億3100万円の赤字)に44.1%下方修正した。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の1億円の黒字→1億1500万円の黒字(前の期は3億8600万円の赤字)に15.0%上方修正した。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億7700万円→1億0200万円(前年同期は100万円)に42.4%減額し、増益率が177倍→102倍に縮小する計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当連結会計年度におきましては、売上高、営業利益および経常利益が、期初の発表予想値を下回る見通しとなりました。 売上高未達の主な要因としましては、不動産販売事業において、地価や建築資材費、外注費の上昇により物件価格が高騰した結果、不動産販売が伸び悩んだことによります。また、利益未達の要因といたしましては、前述のコスト上昇が売上原価を押し上げたことに加え、販管費及び一般管理費の削減に努めたものの、想定していた利益を確保できず、営業利益及び経常利益ともに期初に発表した予想値を下回る見通しとなりました。 一方で、2025年1月30日付「特別利益の計上に関するお知らせ」でお知らせしましたとおり、生命保険の解約により、保険解約返戻金として62,554千円を特別利益に計上いたしました。 なお、上記業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値とは異なる可能性があります。