八洲電機が7連騰と異彩の上昇波形成、データセンター向け特殊空調など好調で業績拡大続く
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八洲電機<3153.T>が異彩を放つ上昇トレンド。きょうで7連騰を記録、58円高の1998円と2000円目前まで上値を伸ばし、昨年7月17日につけた上場来高値2014円奪回を指呼の間に捉える場面があった。日立系列の電気機器商社でトップライン、営業利益ともに堅調に拡大路線を走っている。ここ生成AIの拡大を背景に国内でもAIサーバーに対するニーズが急増しており、データセンターの新設や増設の動きが加速する方向にある。同社はデータセンター向け特殊空調で実績が高く、同関連の一角として注目度が高まっている。7月以降は週足陽線が続いており、足の長い資金の継続的な実需買いが観測される一方、信用買い残が枯れた状態にあることで、株式需給面での売り圧力の乏しさが短期筋の食指を動かしている面もあるようだ。 出所:MINKABU PRESS