大崎電が続急伸、国内スマートメーター計画上回り上期業績予想を上方修正
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大崎電気工業<6644.T>が続急伸している。5日の取引終了後に9月中間期の連結業績予想について、売上高を455億円から466億円(前年同期比4.8%増)へ、営業利益を12億円から15億円(同13.3%減)へ、純利益を1億円から3億円(同47.5%減)へ上方修正したことが好感されている。 国内でスマートメーターの販売が期初計画を上回っていることに加えて、英国向けのスマートメーター出荷が想定を上回る見通しであることが要因としている。なお、26年3月期通期業績予想は、売上高980億円(前期比0.9%増)、営業利益58億円(同1.7%増)、純利益36億円(同2.7%増)の従来見通しを据え置いている。 同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高219億6600万円(前年同期比3.1%増)、営業利益10億900万円(同21.6%増)、純利益3億5000万円(同1.5%増)だった。国内スマートメーター事業で、現行スマートメーターの最終需要が堅調だったことや英国で政府主導の「スマートメータープロジェクト」による出荷増が牽引。組織全体での構造改革の推進による販管費の縮減も寄与した。 出所:MINKABU PRESS