外為サマリー:一時147円60銭台に上伸するも上値重い

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為替

 6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円58銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭強のドル高・円安となっている。

 5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円62銭前後と前日に比べ50銭強のドル高・円安で取引を終えた。1日発表の米7月雇用統計をきっかけに進んだ米長期金利の低下に一服感が出るなか一時147円83銭まで上伸したが、米7月ISM非製造業景況感指数が市場予想を下回ったことが重荷となった。

 前週末1日から前日までのドル安・円高進行に対する反動もあり、この日の東京市場も堅調な展開。厚生労働省が朝方発表した6月の毎月勤労統計調査で、物価変動の影響を除いた実質賃金が6カ月連続のマイナスとなったことも円売り・ドル買いにつながっているようだ。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が根強いことから積極的にはドルを買いにくく、午前8時30分すぎに147円64銭をつけたあとは上値が重くなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1573ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=170円81銭前後と同70銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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