高見沢、前期経常を12%下方修正
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高見澤 <5283> [東証S] が8月6日午前(10:00)に業績修正を発表。25年6月期の連結経常利益を従来予想の19億円→16.7億円(前の期は21.1億円)に12.1%下方修正し、減益率が10.1%減→21.0%減に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.7億円→5.4億円(前年同期は10.1億円)に29.5%減額し、減益率が23.0%減→45.8%減に拡大する計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 売上高につきましては、積極的な受注活動の成果によりすべての事業セグメントで前年を上回りました。 一方、利益につきましては、売上高の増加に伴い粗利益額は増加したものの、人件費、輸送費及び諸経費などの販売費用が上昇したことに加え、これらの費用増を原価低減や販売価格への転嫁などで十分に吸収するには至りませんでした。また、貸倒損失及び貸倒引当金も増加したことから、営業利益及び経常利益は当初の予想を下回る見通しとなりました。 さらに、中国の持分法適用会社に対する出資金の評価損、並びに国内事業において収益性が低下している固定資産に係る減損損失を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益についても予想を下回る見込みです。 なお、期末の配当予想につきましては、変更はございません。※ 本業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予想と異なる場合があります。