JX金属がマド開け急伸、スマホ・AIサーバー向け需要拡大で今期は一転最終増益を予想
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JX金属<5016.T>がマドを開けて急伸した。同社は5日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を修正した。今期の最終利益予想は従来の見通しから120億円増額の700億円(前期比2.5%増)に引き上げた。減益予想から一転、増益を計画する。年間配当予想は3円増額の18円とし、ポジティブ視されたようだ。 今期の売上高予想は200億円増額して7600億円(同6.3%増)に見直した。スマートフォンやAIサーバー用途での製品需要が想定を上回って拡大する。米国の関税影響額の縮小を見込んだことによる影響や、為替・銅相場の動向も踏まえて、業績予想を見直した。4~6月期の売上高は前年同期比12.1%増の1912億7600万円、最終利益は同27.8%増の188億6500万円だった。 出所:MINKABU PRESS