ブラインドが29年ぶり高値、6月中間期最終利益は一転増益で着地し配当増額

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 立川ブラインド工業<7989.T>が後場に上げ幅を拡大し、1996年以来、29年ぶりの高値をつけた。同社は5日午後2時、25年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表。最終利益は17億3400万円(前年同期比12.7%増)と減益の予想から一転して増益で着地した。また6月30日を基準日とする中間配当を従来の予想から3円増額して20円としたうえで、期末配当予想はこれまでの見通しから7円増額の45円に修正。年間配当予想は65円(前期比19円増配)となる。中間期の業績の計画上振れと配当の増額を好感した買いが入ったようだ。

 6月中間期の売上高は207億7100万円(前年同期比3.0%増)となり、従来予想に対して上振れした。1~6月期は主力の室内外装品関連事業の売上高が計画を上回った。保有不動産や政策保有株式の売却による特別利益が想定より増えた半面、税負担は予想を下回った。通期業績予想については、最終利益のみ従来予想の29億円から31億円(前期比10.6%増)に引き上げた。

出所:MINKABU PRESS

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