ヤギが続急伸し上場来高値、アパレル好調で4~6月期経常30%増益で着地
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ヤギ<7460.T>が続急伸し、上場来高値を更新した。同社は4日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は前年同期比1.1%減の197億1700万円と減収となった半面、経常利益が同30.0%増の10億300万円となった。また、年間配当予想は111円(前期比21円増配)据え置きながらも、これまでの年1回の期末一括配当から今期から配当実施回数を中間・期末の年2回に増やすと公表。9月30日基準で50円の配当を実施する方針を示した。大幅増益への評価に加え、中間配当取りの動きも加わり、株価を押し上げる要因となったようだ。 4~6月期はアパレル事業で主力のOEM・ODM事業における営業強化を進めたほか、アウトドアスポーツブランド向けの販売がインバウンド需要を取り込み好調だった。中間配当の実施に伴い、期末配当予想はこれまでの111円から61円に見直した。 出所:MINKABU PRESS