フジクラが上場来高値更新、データセンター建設ラッシュで光関連製品の成長期待増幅◇

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 フジクラ<5803.T>が3日ぶりに切り返し、一時前日比360円高の1万630円まで上値を伸ばし、7月31日以来となる上場来高値を更新した。データセンター建設需要が世界的に高まるなか、通信インフラに必須の部材である光ファイバーなどを手掛ける同社株への注目度は引き続き高い。そうしたなか、市場関係者からは「産業用コネクターを手掛けるアンフェノール<APH>が通信関連部材メーカー大手コムスコープ<COMM>のケーブル部門などを買収するとの報道が出ている。買収金額は日本円で1兆5000億円強と伝わるなど結構な大型案件で、光関連部材の中期的な成長性を示唆する買収劇となっている。東京市場でもフジクラや古河電気工業<5801.T>が、ワールドワイドに存在感を高める背景ともなっている」(中堅証券ストラテジスト)という意見が聞かれた。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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