外為サマリー:146円90銭前後で推移、ドルの上値重い展開が続く

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為替

 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円93銭前後と前日午後5時時点に比べ90銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=170円02銭前後と同90銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前8時頃に146円90銭台で推移し、午前9時過ぎには146円60銭前後に軟化した。その後、146円90銭前後に値を戻した。きょうは「5・10(ごとうび)」にあたり、午前10時にかけややドル買いが強まった様子だ。前日のニューヨーク市場では9月利下げ観測が強まり、米長期金利が低下したことでドル安・円高が進行した。退任するクグラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事の後任に、金融緩和派が就任するとの思惑が高まったこともドル売り要因に働いた。足もとのドル円相場は、147円00銭ラインの近辺が上値抵抗線となっており全体的にドルは軟調な値動きとなっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1572ドル前後と同0.0010ドル弱のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:MINKABU PRESS

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