4日の米株式市場の概況、NYダウ585ドル高 利下げ観測再燃で
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4日の米株式市場で、NYダウは前週末比585.06ドル高の4万4173.64ドルと6日ぶりに大幅反発した。前週末発表の7月の米雇用統計を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測が再燃し、株式相場を支援した。企業の決算内容をポジティブに受け止めた投資家の資金も流入した。 ウォルト・ディズニー<DIS>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>が堅調推移。スポティファイ・テクノロジー<SPOT>が買われ、アンフェノール<APH>やスチールケース<SCS>、ウェイフェア<W>が急伸し、ジョビー・アビエーション<JOBY>やアメリカン・イーグル・アウトフィッターズ<AEO>が大幅高となった。半面、エクソン・モービル<XOM>やCVSヘルス<CVS>が冴えない展開。HNI<HNI>が下値を探った。 ナスダック総合株価指数は403.44ポイント高の2万1053.58と3日ぶりに急反発した。エヌビディア<NVDA>やメタ・プラットフォームズ<META>、アルファベット<GOOGL>が頑強。テスラ<TSLA>とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、マイクロソフト<MSFT>が値を上げ、リフト<LYFT>が株価水準を切り上げたほか、ブレード・エア・モビリティ<BLDE>とコムスコープ・ホールディング<COMM>が値を飛ばした。一方、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が軟調。アドビ<ADBE>が安い。 出所:MINKABU PRESS