イトーキは通期業績予想を上方修正、ワークプレイス事業が好調
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イトーキ<7972.T>は4日の取引終了後、25年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想の上方修正を発表した。売上高を1450億円から1500億円(前期比8.3%増)、営業利益を115億円から120億円(同19.1%増)に引き上げた。オフィス家具の販売やオフィス移転のプロジェクトマネジメントなどに取り組む「ワークプレイス事業」で販売が好調に拡大したことにより売り上げが増え、各利益の引き上げにもつながった。 1~6月期の売上高は792億4400万円(前年同期比9.3%増)、営業利益は106億2500万円(同54.8%増)となり、いずれも中間期として過去最高だった。ワークプレイス事業はオフィスのリニューアル案件や移転などを中心に増収したなか、利益率も向上。物流施設や公共施設に特殊扉や情報セキュリティーシステムなどを提供する「設備機器・パブリック事業」は研究施設向け設備が好調に推移し、増収増益となった。 出所:MINKABU PRESS