住友ベが朝安後にプラス圏浮上、半導体材料堅調で4~6月期は最終増益で着地
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住友ベークライト<4203.T>が朝安後にプラス圏に浮上した。4日午前11時30分、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比1.3%増の776億6800万円、最終利益は同6.4%増の74億4800万円となった。最終利益の通期計画に対する進捗率は約32%となり、評価されたようだ。半導体封止用エポキシ樹脂成形材料は中国国内での旺盛な半導体需要やAI関連の需要拡大が追い風となった。半導体基板材料においてはAIサーバー向けのパワーデバイスへの採用拡大の動きがあって、収益を押し上げる要因となった。加えて販売価格の改定や、前期に実施した減損によるコスト構造の改善に伴う効果も引き出した。 出所:MINKABU PRESS