山パンが大幅反発、価格改定寄与し25年12月期業績予想を上方修正

投稿:

材料

 山崎製パン<2212.T>が大幅反発している。前週末1日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆2750億円から1兆2930億円(前期比3.9%増)へ、営業利益を550億円から575億円(同10.8%増)へ、純利益を370億円から380億円(同5.5%増)へ上方修正したことが好感されている。1月1日出荷分から実施した一部の食パン、菓子パン、和洋菓子製品の価格改定効果などで足もとの単体業績が好調に推移しており、これを反映させた。

 同時に発表した6月中間期決算は、売上高6506億3300万円(前年同期比5.3%増)、営業利益346億9000万円(同11.8%増)、純利益229億8300万円(同6.6%増)だった。主力の「ロイヤルブレッド」をはじめ食パンが伸長したほか、「まるごとソーセージ」や「アップルパイ」などの主力菓子パンも堅調。流通事業の採算改善も寄与した。

出所:MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。