農業総研は上値指向、カラ売り買い戻しの思惑で5日線足場に切り返しへ
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農業総合研究所<3541.T>は反発。前週末は小安かったものの目先5日移動平均線をサポートラインに切り返す動きをみせている。産地直送野菜や果物の委託販売(直売)事業を手掛け、業績もトップラインの拡大が続くなか黒字体質が定着しており、農業関係予算の拡充をはじめ農業支援や生産性向上に向けた国策の追い風も意識されている。株価は7月に入って急動意し、7月14日には上ヒゲながら644円まで駆け上がるなど急騰習性をいかんなく発揮した。その後調整を強いられたが、500円近辺で継続的な押し目買いが入り、目先仕切り直しの動きに転じている。貸株市場を通じた空売りが高水準だが、7月中旬に貸株注意喚起対象となっていることもあって、利益確定売りの一巡を経て、踏み上げ相場に向けた思惑も再燃しているもよう。 出所:MINKABU PRESS