外為サマリー:値ごろ感から147円60銭台に下げ渋る
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4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円66銭前後と前週末の午後5時時点に比べて2円90銭弱のドル安・円高となっている。 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円40銭前後と前日に比べ3円35銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日発表の米7月雇用統計で、労働市場の減速が示唆されたことなどから一時147円30銭まで軟化した。 この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場は、朝方に147円00銭台まで下押す場面があった。ただ、その後は値ごろ感からのドル買い・円売りが流入。この日の時間外取引で米長期金利の低下が一服していることもあり、午前9時20分すぎには147円60銭台に下げ渋った。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1558ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0140ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=170円65銭前後と同1円20銭強のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS