<注目銘柄>=旭化成、最高益基調で割安感強い

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 旭化成<3407.T>に注目したい。同社は7月31日、第2四半期(4~9月)の連結営業利益を従来予想の950億円から1050億円(前年同期比3.6%減)へ上方修正した。ヘルスケア事業で医薬品などの販売が好調で、国内住宅事業も伸びているほか固定費削減も寄与する。26年3月期の同利益は2150億円(前期比1.5%増)で据え置かれているが、市場では2200億円近辺への上振れによる最高益更新が期待されている。来期も連続最高益が見込める。

 同社は、株主資本利益率(DOE)3%を目安に中長期的な累進配当を目指しており、今期配当は前期比2円増の40円の予定。株価は連結PBR0.8倍前後、配当利回りは3.7%近辺の水準にあり割安感は強く、ここからの水準訂正が見込める。(地和)

出所:MINKABU PRESS

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