1日の米株式市場の概況、NYダウ542ドル安 雇用統計で米景気への悲観台頭
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1日の米株式市場では、NYダウが前日比542.40ドル安の4万3588.58ドルと大幅に5日続落した。7月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が7万3000人増と増加幅は市場予想を下回った。6月分と5月分は大幅に下方修正され、米景気への悲観が強まった。NYダウの下げ幅は800ドルに迫る場面があった。 ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やスリーエム<MMM>が売られ、JPモルガン・チェース<JPM>やウォルト・ディズニー<DIS>が軟調推移。ロブロックス<RBLX>やカーバナ<CVNA>、サークル・インターネット・グループ<CRCL>が大幅安となった。一方、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>やメルク<MRK>、ホーム・デポ<HD>がしっかり。イーライ・リリー<LLY>が買われ、レディット<RDDT>が急伸した。 ナスダック総合株価指数は472.32ポイント安の2万0650.13と大幅続落した。アップル<AAPL>やエヌビディア<NVDA>、メタ・プラットフォームズ<META>が値を下げ、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が急落。モデルナ<MRNA>やコインベース・グローバル<COIN>が株価水準を大きく切り下げた。半面、コストコ・ホールセール<COST>が堅調で、キンバリー・クラーク<KMB>が高い。 出所:MINKABU PRESS