日本製鉄、今期最終を一転赤字に下方修正

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決算

 日本製鉄 <5401> [東証P] が8月1日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。26年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は1958億円の赤字(前年同期は1575億円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の2000億円の黒字→400億円の赤字(前期は3502億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
 同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結最終損益が1700億円の赤字(前年同期は2433億円の黒字)に転落する見通しを示した。

 また、9月30日割当の1→5の株式分割に伴い、年間配当を従来計画の120円→72円(株式分割前換算では120円)に修正したが、実質配当は変わらない。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の10.8%→-6.9%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2026 年3月期通期の個別業績予想につき、予想値を得ましたのでお知らせします。昨年度に引き続き、極めて厳しい経営環境があるものの、特別利益に計上した抱合せ株式消滅差益等の一過的な要因もあり、2026年3月期通期の個別売上高は4兆5,000 億円、個別経常利益1,500 億円、当期純利益2,800 億円となる見通しです。

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