テレ東HDは続騰し16年5カ月ぶり高値、26年3月期業績予想を上方修正

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 テレビ東京ホールディングス<9413.T>は急騰し4000円大台に乗せ、2009年3月以来、16年5カ月ぶりの高値をつけた。同社は7月31日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を1570億円から1590億円(前期比2.0%増)、営業利益を80億円から90億円(同15.5%増)に引き上げており、業況を評価した買いが集まった。

 放送事業では企業によるCM出稿が堅調に推移しており、アニメ事業は「NARUTO」や「BORUTO」といった有力IPの海外におけるゲーム化、商品化による権利収入が伸びているという。配信事業も新作ドラマの広告付き無料動画配信や国内配信権販売が好調であり、当初想定を上回る収益となっていると指摘。第2四半期(7~9月)以降の業績見通しを踏まえ通期の予想を修正した。4~6月期の売上高は前年同期比10.5%増の395億3600万円、営業利益は同2.9倍の32億7100万円となった。

出所:MINKABU PRESS

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