31日の米株式市場の概況、NYダウ330ドル安 ヘルスケア株が売られる

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 31日の米株式市場では、NYダウが前日比330.30ドル安の4万4130.98ドルと4日続落した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が後退したと受け止めた売りが続き、全体相場を押し下げた。トランプ米大統領が医薬品の価格引き下げを要請したことを受け、ヘルスケア関連株が売られた。

 ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やメルク<MRK>が大幅安。ナイキ<NKE>やプロクター・アンド・ギャンブル<PG>が冴えない展開となり、ハウメット・エアロスペース<HWM>やアンハイザー・ブッシュ・インベブ<BUD>が下値を探った。一方、キャタピラー<CAT>やスリーエム<MMM>がしっかり。ロブロックス<RBLX>とカーバナ<CVNA>、ノルウェージャン・クルーズ・ライン・ホールディングス<NCLH>が急伸した。

 ナスダック総合株価指数は7.23ポイント安の2万1122.44と小反落した。エヌビディア<NVDA>が株価水準を切り下げ、ブロードコム<AVGO>、マイクロン・テクノロジー<MU>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>が安く、クアルコム<QCOM>とアーム・ホールディングス<ARM>が大幅安。テスラ<TSLA>が値を下げ、スターバックス<SBUX>が軟調だった。半面、メタ・プラットフォームズ<META>が急騰。マイクロソフト<MSFT>が買われ、イーベイ<EBAY>とコアウィーブ<CRWV>が値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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