富士山MS、今期経常を一転52%減益に下方修正
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富士山マガジンサービス <3138> [東証G] が7月31日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年12月期の連結経常利益を従来予想の3億5000万円→1億4400万円(前期は2億9800万円)に58.9%下方修正し、一転して51.7%減益見通しとなった。 同時に、1-6月期(上期)の連結経常利益も従来予想の1億1500万円→5100万円(前年同期は1億9900万円)に55.7%下方修正し、減益率が42.2%減→74.4%減に拡大する見通しとなった。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025 年12 月期中間期(2025年1月1日~2025年6月30日)における、当社の主力セグメントである雑誌販売支援事業における新規顧客の獲得の不振、有力雑誌の休刊による継続顧客の減少及び新規にM&A により2025年3月に取得したクリエイト研究会株式会社の取得費用25 百万円の影響により、2025 年12 月期中間期の業績予想を上記の通り修正します。 また、2025年6月20日付でお知らせしております当社サイト「Fujisan.co.jp」への外部攻撃による個人情報漏洩事故、2025年7月4日に発生した外部攻撃による一時的な当社サイト「Fujisan.co.jp」閉鎖を受けて、当社のWEB サイトおよび業務運営体制について、抜本的な運営体制の見直し及びセキュリティ強化のために外部ベンダーのシステム採用を含めたセキュリティへの投資を検討することを決定したこと、2026年以降の速やかな業績回復のため、当社の主力事業である雑誌販売支援事業に並ぶ新たな事業領域の開発を早めるべく、M&A による事業開発の推進強化を2025年度において更に踏み込んで進めることを決定したことから、2025年12月期の業績予想についても上記の通り、先行投資を積極的に進めることを前提とした業績予想に修正します。 なお、配当予想については、今回の業績修正の主要因が特殊要因によるものであることを鑑みて、2025年2月14日に開示した期初予想の配当額(1株21円)を据え置く予定です。 また、今回の業績予想により、2025年5月13日に開示している「株主優待制度の変更(拡充)に関するお知らせについて」でお知らせした株主優待の内容等を変更する予定はありません。 (注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。