アステラスが急反発、主力薬好調でコスト最適化奏功し4~6月期最終利益82%増

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 アステラス製薬<4503.T>が急反発した。同社は30日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比6.9%増の5057億9400万円、最終利益は同82.0%増の684億2200万円となった。大幅な最終増益で第1四半期として好調な滑り出しとなったとの受け止めが広がり、買いが集まったようだ。

 尿路上皮がん治療剤「パドセブ」や加齢黄斑変性治療剤「アイザーヴェイ」、閉経に伴う血管運動神経症状治療剤の「ベオーザ」、前立腺がん治療剤の「イクスタンジ」の販売が伸長した。前期に発売した胃腺がん及び食道胃接合部腺がん治療剤の「ビロイ」も売上高の拡大に貢献。コスト最適化などの効果もあって販管費が減少し、利益を押し上げた。

出所:MINKABU PRESS

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