続伸、期近が6月23日以来の70ドル台乗せ=NY原油概況
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NY原油先物9 月限(WTI)(終値) 1バレル=70.00(+0.79 +1.14%) 米株安にドル高進展、米エネルギー情報局(EIA)の週報での原油在庫の急増と弱材料が揃ったにもかかわらず、トランプ米大統領がロシアに対して10日以内にウクライナと停戦で合意しないとさらに経済制裁を科す方針を示したことで急伸した前日の騰勢を継続した。同大統領はこの日、ロシア産原油の二大輸入国のひとつ、インドに対しても8月1日から25%の関税を課すことを明らかにした。またロシア産原油の輸入に対するペナルティーとして「2次関税」を課すことも示唆している。ともにロシア産原油の供給減少につながるとの見方から買い煽られた。 またチャートの戻り高値更新で、売り方の踏み(損切覚悟の買い戻し)による上げ圧力も強かった。これにより9月限自体、期近つなぎ足ベースともに6月23日以来の 70ドル台乗せとなった。 MINKABU PRESS