南海電は万博効果で今期上方修正、上限5.29%の自社株買いも
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南海電気鉄道<9044.T>はこの日の取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を2667億円から2712億円(前期比4.0%増)へ、営業利益を326億円から366億円(同5.6%増)へ上方修正すると発表した。営業利益は従来予想から一転増益となる見通し。あわせて配当予想を40円から50円(前期40円)へ増額した。 インバウンドや大阪・関西万博の効果が想定を上回って好調に推移しているため。不動産事業における取得物件の収益寄与や物件売却益の上振れのほか、バス事業で燃料費が想定を下回っていることによる費用減なども見込む。 更に自社株買いの実施を発表した。取得上限は600万株(自己株式を除く発行済み株数の5.29%)、または120億円。期間は7月31日~来年1月30日。 出所:MINKABU PRESS