モロゾフ、今期経常を1%下方修正
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モロゾフ <2217> [東証P] が7月30日大引け後(15:30)に業績修正を発表。26年1月期の連結経常利益を従来予想の10.7億円→10.6億円(前期は20.9億円)に0.9%下方修正し、減益率が49.0%減→49.5%減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の5.7億円→5.8億円(前期は14.1億円)に1.8%上方修正し、減益率が59.7%減→59.0%減に縮小する見通しとなった。 ただ、2-7月期(上期)の連結経常利益は従来予想の3.6億円→3.8億円(前年同期は7.4億円)に5.6%上方修正し、減益率が51.9%減→49.2%減に縮小する見通しとなった。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当第2四半期(中間期)の売上高につきましては、クッキーなどの焼菓子は概ね堅調に推移したものの、バレンタイン商戦が前倒し傾向となったことや、物価上昇の影響により洋生菓子を中心に嗜好品の買い控えがみられたこともあり、前回予想を下回る見込みとなりました。 損益面につきましては、減収に加え、カカオを中心とした原材料価格の想定以上の上昇があったものの、店舗や工場の人員体制の最適化に努めるとともに一部商品の価格改定に取り組んだ結果、営業利益、経常利益はほぼ前回予想通りとなる見込みです。親会社株主に帰属する中間純利益に関しましては、当社が保有する投資有価証券の一部売却に伴う特別利益(投資有価証券売却益)の計上により前回予想を上回る見込みとなりました。 通期連結業績予想につきましては、売上高は第2四半期(中間期)の業績の状況を踏まえて減少を見込むものの、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益については前回予想並みとなる見込みです。(注)上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報により作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる場合があります。