テクニスコが冴えない、25年6月期の赤字拡大の着地を嫌気
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テクニスコ<2962.T>が冴えない。同社は前週末25日の取引終了後、25年6月期の連結業績について、売上高がこれまでの予想の34億6000万円に対し33億7000万円(前の期比2.6%減)、営業損益が11億1000万円の赤字に対し14億4000万円の赤字(前の期は4億7600万円の赤字)、最終損益が19億6000万円の赤字に対し27億8000万円の赤字(同6億300万円の赤字)で着地したようだと発表。これを嫌気した売りが出たようだ。 同社は中国市場における景況感の悪化をはじめとする想定以上に厳しい事業環境を受け、5月に当初予想から赤字幅が拡大する見通しを発表していた。今回、売上総利益率が大幅に低下したヒートシンク関連の在庫廃棄などの実施を決めたほか、グループの生産設備に関する減損損失が拡大する影響もあって、5月公表時よりも赤字幅が更に拡大することとなった。 出所:MINKABU PRESS