フロイントが反発、TOB期間中にBUF牧社長の保有割合11%超が判明◇

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 フロイント産業<6312.T>が反発している。同社は14日にMBO(経営陣が参加する買収)を発表。完全子会社化を目的として同社社長を代表として株式取得・保有を目的に設立された企業が、TOB(株式公開買い付け)を実施している。TOB価格は1株1085円となっている。こうしたなかでバッファロー<6676.T>社長の牧寛之氏によるフロイント株の保有割合が新たに11%を超える水準となったことが25日の取引終了後に明らかとなった。株式需給を巡る思惑をもとにした買いが入り、株価はMBO発表時のTOB価格を上回って推移している。

 牧氏は25日に大量保有報告書と変更報告書を提出。報告義務発生日24日分の変更報告書によると、牧氏の株式保有割合は11.48%となっている。保有目的の項目において「発行者の上場継続や非公開化に関わらず、友好的株主として長期保有することを原則とする」と記載。更に「公開買付価格の引き上げを要求することはない」としつつ、「公開買付者と提出者との間で友好的な株主間協議等が行われた場合は当該公開買い付けに応募することがある」との姿勢をみせている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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