小松ウオールが4連騰で1991年以来の高値圏、4~6月期営業大幅増益で受注も堅調
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小松ウオール工業<7949.T>は4連騰。連日で年初来高値を更新し、1991年以来の高値圏で推移している。同社は24日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4~6月)の単独決算を発表。売上高が前年同期比4.6%増の96億1100万円、営業利益が同36.6%増の3億600万円、最終利益が同37.7%増の2億1600万円となった。受注高と受注残高はともに増加し今後の収益拡大の期待を高めたほか、足もとの株価水準においても配当利回りは5%を上回っており、物色人気化につながった。 4~6月はオフィス向けの全品目が好調に推移。旺盛なオフィスの移転やリニューアル需要が追い風になった。学校・体育施設や工場向けもトイレブースが伸びた。受注高は前年同期比3.2%増の126億9200万円、受注残高は同11.1%増の219億7800万円となった。小松ウオールは今期から純資産配当率(DOE)について6%を目安に配当を実施する方針を示しており、期初において年間配当予想を130円と前期比で実質大幅増配の計画を打ち出していた。 出所:MINKABU PRESS