ダイトが続伸、参画する現地連続製造プロジェクトがNEDOの大型プログラムに採択
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ダイト<4577.T>が続伸している。この日、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募した事業「経済安全保障重要技術育成プログラム/有事に備えた止血製剤製造技術の開発・実証」に、同社の参画する現地連続製造プロジェクトが実施予定先として採択されたと発表しており、好材料視されている。 NEDOの事業は、経済安全保障の確保・強化の観点から、我が国が支援対象とすべき重要技術の研究開発を進めることとしている「経済安全保障重要技術育成プログラム」の一環として行われる。採択された研究開発プロジェクト「現地連続製造技術の開発」では、産業技術総合研究所の矢田陽研究グループ長ならびにダイトを含む3社と産総研の連携チームが実施先となり、有事の際に現地に移送することができ、遠隔操作により人工血小板や抗炎症剤などの低分子医薬品を現地連続製造可能な製造技術を確立し、また、平時から有事に備えた人工血小板、低分子医薬品の供給体制を構築することを目指す。 出所:MINKABU PRESS