太平洋工がS高カイ気配、MBO報道受け「本日の取締役会に付議」と開示
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太平洋工業<7250.T>はストップ高の水準となる前日比300円高の1761円でカイ気配となっている。25日付の日本経済新聞朝刊が「トヨタ自動車向け車部品を主力とする太平洋工業が、MBO(経営陣が参加する買収)で株式の上場を廃止する方針を固めたことがわかった」と報じた。1株2000円程度で月内にもTOB(株式公開買い付け)を実施するという。報道を受けて、太平洋工は同日にコメントを開示。「MBOによる非公開化等に関しては、本日開催の取締役会に付議する予定」とした。太平洋工の前日終値は1461円だった。株式市場ではTOB価格を巡る思惑が広がる形となり、買い注文が殺到した。 出所:MINKABU PRESS