米外為市場サマリー:米労働市場の底堅さなどを手掛かりに147円00銭台に上伸

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 24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円01銭前後と前日と比べて50銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=172円72銭前後と同25銭程度のユーロ高・円安だった。

 この日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数は6週連続で減少し、労働市場の底堅さが示されたことからドル買い・円売りが優勢となった。7月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想を下回ったことが重荷となる場面もあったが下値は限定的。石破茂首相の進退を巡る不透明感に加え、拡張的な財政政策に対する警戒感がくすぶっていることから円が売られやすく、ドル円相場は一時147円02銭まで上伸した。なお、注目された欧州中央銀行(ECB)理事会は8会合ぶりに利下げが見送られた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1749ドル前後と前日に比べて0.0020ドル強のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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