小野測器が大幅反落、上期計上予定の案件が下期に先送りで上期営業損益は赤字に下方修正
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小野測器<6858.T>が大幅反落している。23日の取引終了後、集計中の6月中間期連結業績について、売上高が従来予想の70億円から63億4300万円(前年同期比24.8%増)へ、営業損益が4億円の黒字から8000万円の赤字(前年同期4億7800万円の赤字)へ、最終損益が3億5000万円の黒字から1億2100万円の赤字(同8億8400万円の黒字)へ下振れて着地したようだと発表しており、これが嫌気されている。 前年より特注試験装置を中心として受注が好調で、今期も同様の傾向が続き受注残高は高水準を維持しているものの、上期に売り上げ計上予定だった案件が下期へ先送りとなったことに加えて、原材料価格や外注費の上昇、拡販活動の活発化によりコストが増加したことなどが響き、赤字転落を余儀なくされた。 出所:MINKABU PRESS