信越ポリが9連騰、第1四半期2ケタ営業増益と4円増配予想を好感
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信越ポリマー<7970.T>が9連騰し年初来高値を更新している。23日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高279億7700万円(前年同期比9.2%増)、営業利益38億2000万円(同18.7%増)、純利益31億900万円(同37.3%増)と2ケタ増益となったことが好感されている。 好採算の半導体関連容器が海外向けの出荷容器、工程内容器がともに好調に推移したほか、EVバッテリー向け延焼防止クッションの量産本格化やワイパーなど車載シリコーン成形品の需要増加が貢献した。また、外食産業向けカラーラップの需要が伸長したことも寄与した。 同時に、未定としていた26年3月期通期業績予想を発表しており、売上高1135億円(前期比2.6%増)、営業利益139億円(同4.7%増)、純利益95億円(同0.7%増)を見込むとし、年間配当は中間・期末各28円の年56円(前期52円)としており、これも好材料視されているようだ。 出所:MINKABU PRESS