外為サマリー:一時146円20銭台に軟化、日銀の追加利上げを意識

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為替

 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円43銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭程度のドル安・円高となっている。

 23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円51銭前後と前日に比べ10銭強のドル安・円高で取引を終えた。持ち高調整や利益確定のドル売り・円買いに押され一時146円11銭まで軟化した。

 この日の東京市場のドル円相場も軟調な展開となっている。日米関税交渉の合意で経済を巡る不確実性が低下するなか、日銀が追加利上げに動きやすくなるとの見方から円買い・ドル売りが入りやすくなっているもよう。午前8時20分ごろに146円24銭をつけたあとは下げ渋っているものの戻りは鈍い。一方、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が23日に「米国と欧州連合(EU)が通商合意に近づきつつある」と報じたことなどからユーロが堅調な動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1767ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0025ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=172円31銭前後と同3銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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