外為サマリー:一時147円20銭近辺へ上昇、日米関税交渉合意でドル買い・円売りに

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為替

 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円15銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=172円62銭前後と同1銭程度のユーロ高・円安と横ばい圏で推移している。
	
 ドル円は、午前9時時点では146円70銭前後で推移し同20分過ぎには146円20銭近辺まで軟化した。しかし、その後はドル買い・円売りが強まり午前11時30分過ぎには147円20銭近辺まで上昇した。トランプ米大統領が日本時間の早朝に日本との関税交渉で合意したと表明。日本への相互関税は25%から15%に引き下げられることが分かった。日米関税交渉の合意で、不透明感が後退し日銀が利上げに踏み切りやすくなるとの観測が浮上した。また、石破茂首相が近く退陣するのではないかとの思惑もあり、積極財政への転換を見込んだドル買い・円売りも流入した。午後に入ってからは147円00銭前後での一進一退となった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1730ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。




出所:MINKABU PRESS

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