米外為市場サマリー:低調な米経済指標などが影響し一時146円30銭台に軟化

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為替

 22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円63銭前後と前日と比べて75銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=172円36銭前後と同3銭程度のユーロ高・円安だった。

 20日投開票の参院選の結果は想定の範囲内と受け止められ、政治や財政悪化リスクへの過度な懸念が和らぐなか、前週にかけて積み上がった円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが継続。また、米関税政策の経済への影響を巡る不透明感を背景に21日の米長期金利が低下したことで、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いも出やすかった。この日に発表された7月の米リッチモンド連銀製造業指数が悪化したこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時146円31銭まで軟化した。一方、米金利低下を受けてユーロ買い・ドル売りが優勢となり、ユーロは対円でも堅調に推移した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1754ドル前後と前日に比べて0.0060ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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