21日の米株式市場の概況、NYダウ小幅続落 ナスダック6連騰で最高値
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21日の米株式市場では、NYダウが前週末比19.12ドル安の4万4323.07ドルと小幅続落した。トランプ米政権の関税政策を巡る不透明感が重荷となった。一方、企業決算に対する期待をもとにした物色姿勢もあって、ハイテク株は堅調に推移した。 アメリカン・エキスプレス<AXP>やキャタピラー<CAT>が冴えない展開。イーライ・リリー<LLY>が値を下げ、バーンズ&ノーブル・エデュケーション<BNED>が急落した。半面、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>が買われ、ナイキ<NKE>やホーム・デポ<HD>が堅調推移。クリーブランド・クリフス<CLF>とブロック<XYZ>、センチネルワン<S>が大幅高となった。 ナスダック総合株価指数は78.51ポイント高の2万0974.17と6日続伸し、最高値を連日で更新した。アップル<AAPL>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>、アルファベット<GOOGL>が値を上げ、メタ・プラットフォームズ<META>がしっかり。アステラ・ラボ<ALAB>が急伸した。一方、テスラ<TSLA>とエヌビディア<NVDA>が軟調。サレプタ・セラピューティックス<SRPT>とアルカームス<ALKS>が安い。 出所:MINKABU PRESS