10万円以下で買える、今期最高益&低PER 24社【プライム】編 <割安株特集>
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少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。 東証プライム上場企業では288銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が市場平均を下回る銘柄に注目してみた。 下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)予想PERが13倍未満――を条件に投資妙味が高まる24社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは18日現在) なお、20日(日)19時30分に「10万円以下で買える、今期最高益&低PER【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。 最低投資 ┌ 経常利益 ┐ 予想 コード 銘柄名 金額 増益率 今期 PER <3902> MDV 44000 黒転 2500 10.1 <7868> 広済堂HD 45400 0.2 8050 11.9 <3679> じげん 45800 3.9 5880 11.4 <8095> アステナHD 48100 3.4 2900 10.8 <8600> トモニHD 61000 6.3 24850 7.1 <6535> アイモバイル 63700 25.2 4330 12.1 <9332> NISSO 64900 12.3 4000 8.8 <3834> 朝日ネット 68100 0.3 2370 10.6 <268A> リガクHD 73100 8.1 19441 11.9 <8368> 百五銀 73900 2.7 26400 9.8 <3924> ランドコンピ 76300 28.5 1880 11.0 <7180> 九州FG 76480 11.7 48000 9.9 <7888> 三光合成 78700 5.9 5500 6.0 <7167> めぶきFG 78940 20.8 100000 10.7 <1429> 日本アクア 79500 17.6 3062 12.3 <7347> マーキュリア 79700 168.0 3100 7.7 <3231> 野村不HD 83020 1.2 108000 9.5 <1332> ニッスイ 87780 0.6 35500 10.6 <7740> タムロン 88200 3.6 20000 9.6 <1893> 五洋建 93200 91.1 36000 10.3 <7186> コンコルディ 95660 18.1 145000 11.4 <5288> アジアパイル 96200 75.6 6800 8.7 <7599> IDOM 98500 10.4 21100 7.3 <3937> Ubicom 98700 1.7 1364 12.6 ※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PERが倍。 ※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。 ※今期配当が無配の企業は除いた。 株探ニュース