小幅続落、米石油在庫は増加傾向=NY原油概況
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NY原油先物8月限(WTI)(終値) 1バレル=66.38(-0.14 -0.21%) 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、石油在庫の増加傾向が続いていることが重しとなった。戦略石油備蓄(SPR)を除く原油と石油製品の在庫の合計は12億5583万7000バレルまで増加し、今年の最高水準を更新。米国は夏季休暇シーズンに入っており、ガソリン需要が強まる時期に入っているものの、ガソリン需要の4週間移動平均は日量899万4000バレルまで減少し、増加傾向が一巡している。製油所稼働率は93.9%まで下げ、2週連続で低下した。 時間外取引で8月限は上値が重く、マイナス転換すると通常取引開始にかけて売りが優勢となった。通常取引序盤には65.42ドルまで下落。ただ、その後は安値から切り返した。 MINKABU PRESS