米外為市場サマリー:米CPIを受け一時149円00銭台に上伸

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為替

 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円88銭前後と前日と比べて1円15銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=172円71銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安だった。

 この日に米労働省が発表した6月の消費者物価指数(CPI)は、前月比の上昇率が0.3%と5月の0.1%から加速した。また、食品とエネルギーを除くコアの前月比の上昇率は0.2%(5月は0.1%)となった。トランプ関税による物価上昇の兆しが示されたことを受けて米長期金利が上昇するとともに、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入。20日投開票の参院選の結果次第では拡張的な財政政策に傾くとの懸念から円売りが出やすくなっていることもあり、ドル円相場は一時149円02銭と4月3日以来の水準をつけた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1601ドル前後と前日に比べて0.0060ドル強のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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