外為サマリー:147円50銭前後で推移、ドルの高値圏では売り優勢に
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15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円59銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=172円27銭前後と同8銭程度のユーロ高・円安で推移している。 前日のニューヨーク市場で、ドル円相場は147円70銭前後とドル高・円安水準での一進一退が続いた。トランプ関税によるインフレ懸念が再燃し、日米金利差拡大が意識された。この日の東京市場に移ってからは、午前8時30分過ぎには147円80銭前後で推移していたが、午前9時50分過ぎには147円50銭台に軟化した。今日はゴトー日(5のつく日と10のつく日)だが、147円台後半では利益確定のドル売りが強まった様子だ。今晩は米6月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、その結果を確かめたいとの見方も強まっている。 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1672ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。 出所:MINKABU PRESS