クリレスHDが急騰し新高値、3~5月期最終13%増益で1対2の株式分割実施
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クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387.T>が急騰し、上場来高値を更新した。同社は14日の取引終了後、26年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比9.2%増の418億1400万円、最終利益は同12.7%増の20億8800万円となった。最終利益の通期計画に対する進捗率は36%と好調な滑り出しとなったほか、株式分割と株主優待制度の拡充も公表しており、ポジティブ視されたようだ。 前期にM&Aにより取り込んだ2社が着実に収益貢献をした。コメの価格高騰の影響を受けながらも、人件費の管理や販売価格の適正化などによる効果を引き出し、増益につなげた。同社は8月31日を基準日として9月1日付で1株を2株に分割するほか、26年2月末時点の株主より適用する株主優待の新制度においては、保有株数に応じて1500円から3万円分の食事券を年2回贈呈する形とする。保有株式数によっては株式分割を考慮したベースで贈呈額が増えることとなる。 出所:MINKABU PRESS