フロイントがカイ気配切り上げ、MBO実施でTOB価格にサヤ寄せの動き
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フロイント産業<6312.T>がカイ気配を切り上げている。同社は14日の取引終了後、同社社長を代表として6月に株式取得・保有を目的に設立された企業が、フロイントに対してMBO(経営陣が参加する買収)の一環として、完全子会社化を目的にTOBを実施すると発表。TOB価格は1株1085円で、フロイントの株価はこれにサヤ寄せする流れとなっている。買付予定株式数の下限は749万9301株で、上限は設定しない。買付期間は15日から8月27日まで。TOBが成立した場合、所定の手続きを経て、フロイントは上場廃止となる見通し。東京証券取引所は14日、フロイントを監理銘柄(確認中)に指定した。 出所:MINKABU PRESS