本日注目すべき【好決算】銘柄 レイ、クリレスHD、ライズCG (14日引け後 発表分)

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 7月14日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 レイ <4317> [東証S]  ★上期経常を2倍上方修正
 ◆26年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の5.2億円に急拡大して着地。併せて、上期(3-8月)の同利益を従来予想の2.7億円→5.4億円に2.0倍上方修正し、増益率が14.4%増→2.3倍に拡大する見通しとなった。
  大型コンサートや展示会を中心とした映像機材の活発な稼働が牽引する形で、第1四半期業績が想定以上に好調だったことが要因。開催終了後の計上を予定していた大阪万博案件で、8月までに売上計上するものが発生したことも収益を押し上げる。

 クリエイトS <3148> [東証P]  ★今期経常は6%増で4期連続最高益、前期配当10円増額・今期12円増配へ
 ◆25年5月期の連結経常利益は前の期比12.1%増の234億円で着地。続く26年5月期も前期比6.3%増の249億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前期は物販部門で低価格戦略を継続推進し、既存店売上高と客数の好調が続いた。ドラッグストアは40店舗を新規出店した。今期は既存エリアのドミナント深耕や出店エリアの拡大、食品の品揃え強化などに取り組む中、7.5%の増収を見込む。
  併せて、前期の年間配当を68円→78円(前の期は64円)に増額し、今期も前期比12円増の90円に増配する方針とした。

 クリレスHD <3387> [東証P]  ★3-5月期(1Q)最終は13%増益、株式分割も発表
 ◆26年2月期第1四半期(3-5月)の連結最終利益は前年同期比12.7%増の20.8億円に伸びて着地。既存店売上高が前年同期比2.7%増と堅調に推移したことに加え、新規出店や積極的な業態変更、M&A効果などが寄与し、増収増益を達成した。
  同時に、8月31日現在の株主を対象に、1→2の株式分割を実施すると発表。併せて、株主優待制度を拡充することも明らかにした。

 PRTIME <3922> [東証P]  ★3-5月期(1Q)経常は83%増益で着地
 ◆26年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比82.6%増の8.8億円に拡大して着地。主力のプレスリリース配信サービスの利用企業が引き続き増加したほか、タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」とカスタマーサポートツール「Tayori」の有料利用数、単価も大きく伸びた。
  上期計画の14.6億円に対する進捗率は60.4%に達しており、業績上振れが期待される。

 Gunosy <6047> [東証P]  ★今期経常は2.4倍増益へ
 ◆25年5月期の連結経常損益は3億2500万円の黒字(前の期は8億2900万円の赤字)に浮上して着地。続く26年5月期の同利益は前期比2.4倍の7億7000万円に急拡大する見通しとなった。今期はゲーム攻略サイトを運営する子会社ゲームエイトの国内外メディアの成長が収益を牽引する。
  併せて、発行済み株式数の1.04%にあたる25万株または1億1000万円を上限に自社株買いを実施すると発表。

 扶桑電通 <7505> [東証S]  ★今期経常を36%上方修正・34期ぶり最高益、配当も31円増額
 ◆25年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の20.7億円→28.2億円に36.2%上方修正。増益率が0.5%増→37.0%増に拡大し、34期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。自治体向けビジネスや電力・民需向けパソコン・ソフトウエアの販売が好調に推移し、ネットワーク部門、ソリューション部門、オフィス部門の売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。
  業績好調に伴い、年間配当を従来計画の97円→128円(前期は88円)に大幅増額修正した。年間配当利回りは5.77%に上昇。

 ライズCG <9168> [東証G]  ★3-5月期(1Q)最終は33%増益で着地
 ◆26年2月期第1四半期(3-5月)の連結最終利益は前年同期比32.8%増の3.4億円に拡大して着地。DXを活用した業務効率化やビジネスモデルの変革に向けた取り組みが活発化する中、コンサルタント人員数の増加などによって旺盛な需要を取り込み、31.5%の大幅増収を達成した。

株探ニュース

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