外為サマリー:一時147円40銭台に上昇、米物価上昇を警戒しドル買い優勢

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為替

 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円36銭前後と前週末午後5時時点に比べ50銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=171円97銭前後と同30銭程度のユーロ高・円安で推移している。
	
 ドル円は、午前9時時点では147円30銭近辺で推移していたが、午前10時10分過ぎに146円80銭台まで下落。その後、正午過ぎには147円30銭近辺に値を戻し、午後2時40分過ぎには147円48銭近辺まで上昇した。米国はカナダに対して8月1日から35%の追加関税をかけることを表明したほか、欧州連合(EU)やメキシコに30%の関税を適用することを明らかにした。これを受け、米物価上昇懸念が再燃し長期金利が上昇基調となるなか、日米金利差拡大の思惑が浮上。ドル買い・円売りの動きが強まっている。ただ、147円50銭前後では売りが膨らみ頭を抑えられている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1669ドル前後と同0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。




出所:MINKABU PRESS

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