扶桑電通、今期経常を36%上方修正・34期ぶり最高益、配当も31円増額
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扶桑電通 <7505> [東証S] が7月14日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の20.7億円→28.2億円(前期は20.5億円)に36.2%上方修正し、増益率が0.5%増→37.0%増に拡大し、34期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常損益も従来予想の1億円の赤字→6.4億円の黒字(前年同期は1.7億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、3.7倍増益計算になる。 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の97円→128円(前期は88円)に大幅増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 売上高につきまして、自治体向けビジネスや電力および民需向けパソコン・ソフトウエア販売が好調に推移したことによりネットワーク部門やソリューション部門、オフィス部門の売上高が前回予想を上回る見込みとなりました。また、売上高の増加に加え粗利益率も改善することから、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前回予想を上回る見込みとなりました。 当社は、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題と位置付け、経営体質の強化ならびに積極的な事業展開に必要な内部留保の充実を勘案し、業績に応じた利益配分と安定的、継続的な株主還元を実施することを基本方針といたします。 株主の皆様への利益還元といたしましては、年間の配当金額を配当性向 40%を目安に、株主資本配当率(DOE)2.0%を下限に設定し安定的な株主還元を目指します。なお、中間配当につきましては、1株当たり 15 円といたします。 2025年9月期の期末配当につきましては、上記の基本方針ならびにこの度の業績予想の修正を踏まえ、1株当たり113円00銭の予想に修正いたします。 (注) 上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。