ヴィッツ、今期経常を22%上方修正・最高益予想を上乗せ
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ヴィッツ <4440> [東証S] が7月14日昼(12:00)に決算を発表。25年8月期第3四半期累計(24年9月-25年5月)の連結経常利益は前年同期比83.7%増の4.8億円に拡大した。 併せて、通期の同利益を従来予想の4.5億円→5.5億円(前期は3.4億円)に22.2%上方修正し、増益率が29.7%増→58.5%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.2億円→2.2億円(前年同期は2億円)に78.7%増額し、一転して8.6%増益計算になる。 直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比28.6%増の1.6億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の8.9%→11.9%に改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 ソフトウェア事業において、好調な市場環境等により売上高が前回予想よりも40百万円上振れする見込みであることに加え、受注価額の見直し、高利益率案件の獲得、グループ内外の人財の有効活用など収益性改善に向けた施策等により、前回予想と比較して売上総利益率が改善する見通しとなりました。また、下半期に見込んでいた研究、採用、備品、M&A等の費用について発生しない見通しとなったため、前回予想と比較して販管費が減少する見通しとなりました。これらの結果、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益の各段階利益は前回予想を上回る見込であります。上記の業績予想の数値につきましては、当社グループが現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。