外為サマリー:一時147円50銭台に上伸するも伸び悩む

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為替

 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円95銭前後と前週末の午後5時時点に比べて10銭程度のドル高・円安となっている。

 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円43銭前後と前日に比べ1円20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。米関税引き上げが物価上昇につながるとの見方から米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大が意識されるかたちで一時147円52銭まで上伸した。

 この流れを引き継いだ東京市場はドル買い・円売りが先行した。トランプ米大統領が11日に欧州連合(EU)とメキシコに対して8月1日から30%の関税を適用すると表明したことでユーロ売り・ドル買いが流入し、つれてドル円相場は朝方に147円57銭まで上値を伸ばす場面があった。ただ、ユーロが対ドルで切り返すと対円でのドル買いが一服。この日の早朝取引で米株価指数先物が下落していることも重荷となり、午前9時50分ごろには146円90銭台まで伸び悩んだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1694ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0005ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=171円83銭前後と同20銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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