【今週読まれた記事】日本株は足もと頑強、問われる個別投資戦略
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株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は7月5日から11日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。 今週の日経平均株価は小動きに終始し、前週末比241円安の3万9569円と続落。米国市場ではS&P500指数とナスダック総合指数が過去最高値を更新するなど好調を極めていますが、これに追随することはできませんでした。ただ、米関税交渉で日本に対する関税率が25%と通告された直後にしては“頑強”と言っても良いかもしれません。 高関税率による経済への悪影響が懸念されるなかでも、日経平均が4万円をうかがう位置にいる理由について、世界的に見た場合の“日本株の割安感”に言及するのは「田部井美彦(内藤証券)が斬る ―どうなる?半年後の株価と為替―」で見通しを伺った内藤証券 投資調査部長 リサーチ・ヘッド&チーフストラテジストの田部井美彦氏。「日経平均株価がロシアによるウクライナ侵攻問題を抱えるドイツの株価に比べても伸び悩んでいた」「それに注目した外国人が日本株に買いを入れた」と、海外投資家が割安な日本株を買っていることを指摘。一方、中長期的には「日本政府などから効果的な成長戦略が打ち出されたわけではなく、日本株の上値は限られる」と見ています。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。 全体相場は下値が固く、しかし上値余地も限られるといった状況。そうしたなか、個別銘柄戦略はどうでしょうか。関税政策に加え、20日には参院選も控えるなか、投資すべきは「何がどうなるのか読みづらい政治に左右されない、政策フリーの銘柄」と薦めるのは大人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 政策フリー関連に注目!酷暑の需要増が追い風に」の北浜氏。猛暑による電力不足の影響を考慮した銘柄などを複数紹介し、今週もランキングトップ10入りとなりました。 相場コラムでは「国際マネーは日本市場のスケール面での出遅れ(時価総額ベースでの割安感)に着目している」と、主要企業の時価総額を比較して日本株の割安さを強調した「【杉村富生の短期相場観測】 ─日経平均株価、NYダウは先の高値奪回を狙う!」もトップ10入り。そのほか以下の記事も全てランキング入りとなっています。どの記事もお見逃しなく。 【村瀬智一が斬る!深層マーケット】ハイテク主導のなか出遅れ銘柄の見直しが強まるか 富田隆弥の【CHART CLUB】 夏相場は日柄調整を挟むか 雨宮京子氏【トランプ関税に戸惑う市場、ここからの展望を読む】(1) <相場観特集> 今週のアクセスランキング首位を獲得したのは、大人気シリーズとなった「配当利回り“3.5%超”の【最高益】リスト」の第3弾「配当利回り“3.5%超”の【最高益】リスト〔第3弾〕46社選出 <成長株特集>」。配当利回りが高水準かつ今期に最高益更新を見込んでいる企業のうち、第3弾では“時価総額200~500億円”の中小型株をターゲットに選出。多くのアクセスを集めランキング首位に輝きました。また、先週配信した「配当利回り“3.5%超”の【最高益】リスト〔第2弾〕43社選出 <成長株特集>」も2週連続の上位入りを果たしています。 銘柄スクリーニング特集では「夏相場を駆ける、12月決算1Q急発進で『上方修正サイン点灯』5銘柄 <株探トップ特集>」もトップ10入り。こちらは1Q業績の上期または通期計画に対する進捗率や過去の平均進捗率との比較など、各種データを総合的に分析し、上方修正が期待される銘柄を5社ピックアップして多くのアクセスを獲得しました。 <割安株特集>では「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 7月9日版」の人気が高いほか、「10万円以下で買える」シリーズも定番人気となっています。 10万円以下で買える、増収増益&低PER 25社【プライム】編 <割安株特集> 10万円以下で買える、増収増益&低PER 30社【スタンダード】編 <割安株特集> 投資テーマ関連では「備えあれば憂いなし、買うなら今『防災グッズ関連有望株』総ざらい <株探トップ特集>」が13位にランクイン。この記事が配信された7月5日、“日本が滅びる”というデマが飛び交っていたこともアクセス増に多少は影響したかもしれません。 そのほか、以下の記事もよく読まれています。今週は東証グロース市場が5.3%の上昇と気を吐きました。テーマ性が重要となる中小型株への投資には、旬のテーマの把握が欠かせません。ぜひこれらの記事をご活用ください。 トラック輸送の需給バランス懸念解消へ、「物流DX」関連に再評価機運<株探トップ特集> スポーツ分野に参入も、新市場を開拓期待「パワーアシストスーツ」関連6選 <株探トップ特集> 大屋根リングが復活の起爆剤に、「林業ルネサンス」で光輝く銘柄群 <株探トップ特集> レアアースが5位、中国のレアアース輸出規制でテーマ物色の有力対象に<注目テーマ> 「地方銀行」が16位にランク、千葉銀・千葉興の動向などに関心高まる<注目テーマ> 「水道関連」が15位、政府の対策本腰で息の長い相場へ<注目テーマ> 今週の株探プレミアムコラムは、“1話完結”の読み応えのある記事を2本配信。1記事目は「個人投資家大調査-2025」のアンケート回答者へのインタビューを基にした「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技」シリーズより、大型の安定銘柄を対象とする手堅さ重視の投資スタイルで6000万円のトータルリターンを獲得した“ウラールさん(ハンドルネーム)”が登場。「IHIを動意づく前に逆張りゲット、5倍化成功の秘訣は『地味で地道』」では、“自分の投資スタイルは地道で地味”と語るウラールさんが5倍化も達成したスター銘柄を掴むまでの軌跡について紹介していきます。 2記事目は同インタビューを基にした「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技」シリーズより、バリュー重視の投資スタイルで2億円を運用し、配当収入と年金で悠々自適に暮らしている専業投資家の“たむさん(ハンドルネーム)”が登場。「出世を諦め、投資で『非常識』を貫いたら資産2億円」では、一般に“禁じ手”とされているナンピン買いを駆使して累積元本5500万円を4倍近くまで膨らますことに成功した勝ち技を解説していきます。 株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。“過去25期分”の業績や「成長性」「収益性」といった指標の表示、サプライズ決算の“超速報”など、投資に有用な情報が満載の株探プレミアム。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。 引け後の材料を一覧でチェックできる【明日の好悪材料】【サプライズ決算】は、今週もすべての記事がランクイン。上手に使えば大きな時短となる株探の看板記事です。今週配信した記事は以下の通りです。 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月4日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月7日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月8日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月9日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (7月10日発表分) ★本日の【サプライズ決算】速報 (07月07日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (07月08日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (07月09日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (07月10日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (07月11日) 株探ニュース